行政の限界と住民の力 大地震、あなたができる防災対策


 日本各地で地震が頻発しています。特に近年は大地震が新潟、福岡などところ構わず起きています。 こうした中で、唯一余知可能な地震といわれるのが、東海地震ですが、むしろ20数年以内に必ず起きるとされるのが東南海地震です。 また、東京大震災の再来も懸念され、日頃の備えや防災対策が急がれます。 行政の力には限界があり、あなたご自身の努力や対応を期待し、促されている現状です。 ここでは、その具体の対応と対策を考えていきます。




住民の知識を高める

防災というと一般の人は、まず知識を吸収す
ることからはじめないといけないんですよね。

防災と一言にいってもなかなか従
来型の訓練では一回参加して終り。

しかも年に一回だけ。
この一回の訓練に参加すらしない人が
圧倒的という地域も少なくありません。

こんな実情ですから、どのように防災に興味を
もってもらって、行動に結びつけてもらうかが
肝心です。

基本的な知識がない人に、やれ「訓練に参加して!」
といってもなかなか興味も湧きませんからね。

少なくても子どもを題材にして興味
を膨らませてはどうでしょうか。

子ども会やら地域行事に防災に関する興味を
引き出すようなクイズをやったり、日常の
子ども会活動に防災についての活動を入れた
りするのも良いのではないでしょうか。

子どもが参加すると、母親たちも興味が出てきますよね。
興味が出てくればしめたもの。

その後は、少しでも体を動かしてもらうことでしょう。
体を動かすというのは、訓練もあれば、クイズへの
お手伝いもあれば、防災グッズの具体の購入先や購入
するといいものを伝えるとか・・・・。

その他にも、お母さん方も新しい知識を身につける
と結構興味が深まっていくのではないでしょうか。

まあ、どんなことも百点を取ろうと思っちゃいけません。
現状より少しでも具体に前進できる方法を、
継続的に行えることが大切なでしょう。

もちろん、指導者にも指導者としての知識
はちゃんと身につけている必要があります。

そこは、行政がそのような場所をしっかりと設
けるということが肝心なんではないでしょうか。

これらは、全てバランスなんですよね。そして、
地域の防災力というのは積み上げなんです。

ひとり一人のできることはせいぜい
家の中のことに限られていますので、
いざというときに地域の必要な機材や
或いは連携できることを意識することも
重要ですね。

こんな時にこんな道具を使うんだというのもみなさん
知らない人が多く、こんな靴や頭巾があると避難した
りするときに安全が確保しやすいなど・・・。

それに、男や、中にはその職場に携わっているからこそ
知っている、生かせるなんていう知識は実は非常に多い
んですよね。

その豊富な知識が、今は活かされていないというのは
ちょっと残念ですね。防災は基本的に地域全体が防災
力を身につけないといけません。

何が地域に足りていて、何が不足しているの
かは、実は地域によって全く違うんです。

そこを意識できるようになればしめたものでは
ないでしょうか。

あとは、道具に埋めていくかだけ。
みなさん、頑張りましょう!!

防災まちづくり

「防災まちづくり」というのは、地域社会で災害に強い「まちづくり」をしようというもの。

すなわち、地震や火災爆発、豪雨などが発生した時でも出来る限りその災害による被害を小さくするために、日頃から行政の担うべき役割を着実に推進する。同時に、住民は個人としての役割、地域社会での互助の役割を担う。

ここで大切なのは、行政の力が及ぶ範囲を見極め、住民が日頃から継続した活動で、発災時に如何に被害を小さくする、言い換えれば減災に結びつける「まちづくり」を行うもの。

行政の限界を知ろう

地震にせよ、水害にせよ、はたまたその他の災害にせよ、
 
行政は、日頃の訓練や備品の設置などに一定の役割を担うことが出来ても、いざ発災時にはなかなか直ぐに被災者に手を差し伸べることが出来ません。
 
救助がくるまでの間は、地域住民などの相互の連携と互助の力が求められることになります。そのための、日頃の地域のあり方を十分に理解して、対処することが求められてきます。
 
行政には、その構築のための指導力を発揮することが求められていますが、現実には遅々として進んでいません。
 
自治会組織などを有効に活用することが求められていますが、単なる訓練に留まって日頃のコミュニティの強化を行う仕掛けが必要です。

 

まずは、住民が行政の限界をあらためて認識した上で、自分たちでどんな行動を実践することが良いのかを考えることが大切です。